StoryHubがビッグイベントをやるというので、StoryHubで記事にしてみた

去年紹介した、編集作業に特化した生成AI、apnea。COOの渡邊真洋さんにしゃべってもらう勉強会も開催した。
このapneaがいつの間にかStoryHubと名を変え、いつの間にかたくさんの企業に採用されて成長していた。そしていつの間にかビッグイベントを開催するまでになっていたのだ。素晴らしい!
そこで久しぶりに渡邊真洋さんにお会いし、イベントについて取材した。
取材した録音データをStoryHubに入れたら、あっという間にインタビュー記事ができたので、それをできるだけ手を加えずに読んでもらおう!
ここからStoryHub作成↓(95%くらい)
生成AIを活用したコンテンツ制作AI「StoryHub」が、ついに導入100社というマイルストーンを達成した。テレビ局や出版社といったマスメディアを中心に、その活用はスタートアップからスポーツチームまで広がっているという。
同社は100社達成を機に、業界の垣根を越えたプレイヤーが集う大規模カンファレンス「StoryHub Ensemble」の開催を発表。スタートアップによる開催としては異例の規模感に、業界の注目が集まっている。
なぜ彼らはこのタイミングで、これほど大きなイベントを仕掛けるのか。サービスの現在地からイベントに込めた想い、そしてコンテンツ制作の未来まで、COOの渡邊真洋氏に詳しく話を聞いた。
7〜8割はマスメディア、スタートアップやスポーツチームにも拡大
――導入100社達成、おめでとうございます。まず、現在の導入企業の内訳について教えていただけますか。
渡邊: ありがとうございます。そうですね、現在7〜8割はいわゆるマスメディアの皆さんです。テレビ局、出版社、新聞社という順番で多く、その中でもテレビ局さんが3〜4割を占めています。
――メディア企業以外では、どのような活用事例があるのでしょうか。
渡邊: 例えば、今一番勢いがあるAIスタートアップの一社であるLayerXさんは、コンテンツ制作の部分でStoryHubを導入してくれています。彼らは「Bet AI」というコンセプトを掲げ、社員全員が月10万円まで生成AIを使っていいというほどのAIドリブンな会社です。
LayerXWEBサイト
――まさにAIのプロ集団ですね。
渡邊: はい。自分たちでも作れるかもしれないけれど、コンテンツ制作をしっかり理解している人たちが作ったサービスを使いたい、ということで選んでいただきました。彼らは採用広報に非常に力を入れていて、社員のインタビューからイベントレポートまで、月間100本近い記事の制作をご支援させていただいています。
――他に特徴的な事例はありますか?
渡邊: プロサッカークラブの事例も面白いです。サッカークラブは広報担当者の数が限られていて、彼女たちも担当は1人でした。選手にスポットライトを当てたいのに、リソースがなくて記事を作れない。
――それが導入後、どう変わったのでしょうか。
渡邊: StoryHubと出会って記事制作を始め、たくさんの記事を公開できました。時間が削減できたことで、今度はスポンサー企業へのインタビューもできるようになり、「なぜ私たちのスポンサーになってくれたのか」といった企業向けのコンテンツも作れるようになるなど活動の幅が広がっています。
――素晴らしい変化ですね。
渡邊: ええ。担当者の方は「来年は100本作れそうです」と意気込んでいて、今年は全選手を取り上げる勢いです。特にスポーツは情報が「生もの」なので、試合後の選手の声をすぐにファンへ届けることが重要です。AIとの協業で、ファンの心に届く「エモい」インタビュー記事が生まれています。
生成AIの転換期に、業界全体で奏でる「アンサンブル」を
――そして今回、100社達成を機に大規模なカンファレンス「StoryHub Ensemble」を開催されるとのことですが、なぜこのタイミングでの開催を決めたのでしょうか。
渡邊: ありがとうございます。今年は生成AIにとって大きな転換期であり、私たちのサービス導入が100社というマイルストーンに届く中で、現場ではすさまじい「編集革命」が起きていると感じていました。生成AIはものすごいスピードで進化しています。この変化を一刻も早く業界の皆さんで共有し、より良いコンテンツを作っていくためには、早く始めることが大事だと考え、急ピッチで準備を進めました。
――イベント名の「アンサンブル」には、どのような想いが込められているのでしょうか。
渡邊: 「アンサンブル」は「みんなで奏でる」という意味ですが、これは私たちの会社のバリュー(価値観)にもなっている言葉です。私たちは創業以来、クライアントを単なるお客様としてではなく、一緒に価値を作っていくパートナーとして捉えてきました。テレビ局の皆さんとも「一緒に事業開発をしましょう」とお話しするなど、仲間作りを大切にしてきたんです。その結果、比較的仲間集めが得意というか、多くの仲間がいてくださる。この規模感のイベントが実現できたのは、そうした背景があるからだと思います。
業界の垣根を越え、メディアが抱える本質的な課題を共有したい
――登壇者も朝日新聞の社長から、メルカリのAI推進担当の方まで、非常に幅広く、豪華な顔ぶれです。
渡邊: ここを幅広くしたのには理由があります。「メディア企業」と捉えると、どうしてもマスメディアやウェブメディアに閉じてしまいます。でも、浦和レッズさんのようなスポーツチームや、さまざまな事業会社さんとお付き合いする中で、メディアという「手段」で捉えたとき、皆さんが抱える本質的な課題は同じだと気づいたんです。

――どのような課題でしょうか。
渡邊: 人手不足だったり、品質は落としたくないがコストがかかりすぎたり。あるいは、SNSやオウンドメディア、動画など、発信すべきチャネルが増えすぎて手が回らない、といった問題です。課題が同じなのであれば、業界の垣根を越えてみんなで共有した方が、より良い話ができるのではないか。そう考えて、さまざまな分野の方々にお声がけしました。
――セッションも多岐にわたりますね。
渡邊: はい。朝日新聞社の社長と元NHKの河瀬さんによるジャーナリズムの展望から、現場のリアルなAI活用法を語り合うセッション、スマートニュースやGoogle出身者による情報流通の未来、そして最後は消費者にコンテンツがどう受け入れられるのか、という話まで、多様な観点から議論を深めたいと考えています。

AI時代だからこそ、500人が入り乱れるリアルな交流に価値がある
――会場は500人規模の品川インターシティホールで、しかも参加費は無料。公演後には懇親会まであるそうですね。
渡邊: はい。登壇者も来場者も一緒になって、500人が入り乱れて生成AIと編集の未来を語り合える場にしたいと思っています。軽食をとりながら、みんなで「アンサンブル」する懇親会です。
――運営が心配になるほど太っ腹な企画です。
渡邊: 私たちのような若いスタートアップが単独でやるのは、確かに珍しいかもしれません。でも、AIの時代だからこそ、こうしたリアルなコミュニケーションの価値が高まると信じています。みんなで顔を合わせてワイワイ話すことで生まれるイノベーションがきっとある。そう信じて、今回は思い切ってみました。
――最後に、イベントへの参加を検討している読者へメッセージをお願いします。
渡邊: 「StoryHub Ensemble」は、メディアの未来を担うすべての方々に参加いただきたいイベントです。参加は抽選制で、10月17日が応募締め切りとなります。生成AIがもたらす変化の最前線で何が起きているのか、ぜひその目で確かめに来てください。会場で皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。

ここまでがStoryHub作成パート↑
どうだろう。ほとんど手を加えていないが、AIが作成したと感じないのではないだろうか。強いて言えば、聞き手の文体がMediaBorderっぽくないかもしれない。StoryHubは数多くの「レシピ」を持つのが特徴で、この記事は「インタビュー記事をつくる(対話形式)」を使い、取材の録音データを入れてボタンを押すだけでこのレベルまで作ってくれる。

他にもレシピはたくさんあるし、自分の過去記事からオリジナルレシピも作れる。実は最近のMediaBorderでも、StoryHubで下書きを作った記事はたくさんある。自分の意見を書くコラム的なもの以外は、ずいぶん楽になった。
さて渡邊氏からMediaBorderメンバーシップの会員にプレゼントがある。申し込んでも抽選で跳ねられる可能性があるわけだが、絶対参加できる申し込み入口を提供してくれた。参加希望者はこの下をお読みください。ぜひご利用を!
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