「新幹線大爆破」は最上級のブランデッドエンターテインメントである(と言えなくもない)

話題のNetflix映画「新幹線大爆破」について業界視点で書いた記事です
境 治 2025.04.25
読者限定

4月23日配信開始のNetflix映画「新幹線大爆破」をさっそく見たら超絶的面白さだった。よくこれだけの映画を作ったものだと感心する。予算もいったいいくらだったか想像もつかない。日本の劇場映画では10億円を超える予算のものは非常に少ないが、この映画はそれでは済まないだろう。Netflix製作でなければ実現できなかった作品だと思う。

さて、ここでは作品の中身を紹介したり批評する意図はない。この作品が結果的にブランデッドエンターテインメント的な効果を発揮していることを語りたい。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、3376文字あります。

すでに登録された方はこちら

提携媒体・コラボ実績

サポートメンバー限定
YouTubeを分析せよ!エビリーのkamui trackerはマーケ...
サポートメンバー限定
日本のマスメディアを成長させたのは、長嶋茂雄氏への巨大な推し活だった(...
読者限定
映画「能登デモクラシー」は、大田区デモクラシーでもあり、じぶんデモクラ...
読者限定
杉本穂高氏はなぜBrancの編集長になったのか
サポートメンバー限定
王様はもうフジテレビはどうでもよくなったらしい
サポートメンバー限定
フジテレビは王様に戦いを挑む決意をした(その必要あったかな?)
サポートメンバー限定
5月28日、暗部ちゃん氏をお招きしてZoom勉強会を開催します
読者限定
王様の狙いはローカル局で、フジテレビはその実験場らしい