第25代田部長右衛門氏は理想のトップかもしれない
さんいん中央テレビの社長、第25代田部長右衛門氏にインタビューした。前後編に分け、前編の方はどなたでも最後まで読めるので、そちらだけでもぜひ読んでほしい。
そこには理想のトップの一つの在り方があった。
インタビューで驚いたのは、代々続く地域財閥の跡を継いだのだから、田部氏が社長に就任したらお殿様に対する家老のように、古参の役員たちがひざまずいたと思いがちだが、全然そうではなかったことだ。
36歳の青年社長が提案する改革に、60代の役員たちが猛反対した。取締役会で怒号が飛び交ったというのだ。それでも彼が戦えたのは、最後に責任を取るのは自分だと強く覚悟を決めていたからだ。この人たちの言うことを聞く必要がないと決意したのは想像するとすごいことだと思った。
どこか戦国武将にインタビューしているような気持ちになった記事を、ぜひ読んでもらえればと思う。
後編も途中までは読めるので続きもどうぞ。具体的に売上の数字などが出てくるリアルな内容だ。「ローカル局は地域創造企業を目指すべき」とよく聞くが、実際に実現している例を初めて見た。
さんいん中央テレビについては、これに限らず世の中に伝えていこうと思う。
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